布教活動in異世界

13/24

29691人が本棚に入れています
本棚に追加
/475ページ
ただのデートするための口実だったのだが、ここまで、となると流石の俺も興味を持ち始める。 「どんな人なんだろうな」 「…そうね、ひょっとして私たちと同じくらいの年かもね…」 「?」 ティアは知ってるのだろうか?話屋がどんな人なのか、 と思っていたが 「おっ!始まったみたいだぞ。」 前の方の人たちが喝采を挙げている。 どうやら登場してきたようだ わざわざ高いとこに立つための壇まで用意している。 今、壇上に上がり始めた人がどうやら話屋のようだ。 「おっ!ティアの言う通り本当に俺らぐらいの年みたいだぞ!」 壇上の男がマイクを持った。 始まったみたいだ。 壇上には司会者ともう一人、 司会者が話し始める。 『ハロー、紳士淑女の皆様、いつの間にかこんなに増えてしまって…。さて、今日が初めてという人もいるだろうから。まずは自己紹介から』 マイクがもう一人に渡された。 『えー、一応、この辺りでお話させてもらってる、竹取高校漫画研究部部長兼、紙芝居研究部部長兼、ゲーム愛好会会長、絵本読み聞かせ同好会会長…葉風透です。』
/475ページ

最初のコメントを投稿しよう!

29691人が本棚に入れています
本棚に追加