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「あっ、うん。僕、身体が弱くて、あまり身体を動かすことをしちゃいけないんだって…。」
予想通り、中々不幸な状態だった。
「だから、あんまり外で遊ばないから、友達もいない…」
「あの子たちは?」
「知らない子たち。」
なるほど、恐らくこの子は滅多に外に出ないのだろう。
いや、出れないのか。
それなのに外の思い出が羨ましかった、だけというのは少し可哀想だ。
ふむ、それなら
「よーし、それじゃあおじさんがお話をしてやろう!」
「??お兄さん若いよ?」
「いや、まあそこは雰囲気で。」
古来より子供達に御伽話をするのは年老いたおじさんと相場が決まっている。
というわけで語ってやったのさ!
ダ○の大冒険を一話からな!
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