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なんか知らんが決闘することになった。
レオナルド・パールバティ
なんでもティアママたちが所属するギルドでは近接戦闘でトップを張る程の魔法剣士らしい。
魔法戦の才能があり、スロットも豊富。
得意とする魔法は自己強化と中距離魔法。
典型的な主人公キャラのスキルスロットだ。
自己強化と中距離スキルとか、どこのテイルズ系主人公だよ。
対してこちらは、まだ動くこともままならない赤ん坊
魔法を使って動けるようになったとしても最大2時間と30分程度
また、魔法を使うことができず使えるのは生身の自分の身体のみ。
あれ?詰んだ?
こちとらレイムさんに勝てたのは彼が酔っ払っていて、さらに油断したところに付け入ることができたからだ。
なんの魔法も使えないのにどう勝てっちゅうねん。
(まあ、いつまで諦めてても仕方ないよな。なんとか持ちこたえないとあかんだろうし…。)
「しかし、なんでレオ君はいきなり怒り出したんだろうなぁ」
「ええ…普段はあんなに喧嘩っ早い性格じゃないのだけど…。」
どうやらティアママにもレオ君があんな態度をとった理由はわからないらしい。
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