ガムを貼って、スイッチ押すだけの簡単なお仕事です

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sideティア レオの決闘宣言の翌日 噴水広場には今日も葉風君の話を聞きに来た人々で溢れかえっている。 しかし、 「残念ながら…今日の営業はお休みとなっております。」 司会者や街の代表が集まった客に謝罪しながら事情を説明している。 なぜ休みになったかって? 私にもわからないけど、葉風君がそう言ったらしい。 彼は忙しいから毎日2時間程しか時間がとれないそうだ。 普段はその時間で話屋をやっているのだが、今日は決闘によって潰れた、ということである。 「レオの馬鹿…私、気になってたのに」 スラム○ンクの続きが しかし、私の気持ちと反して、観客たちはあまりガッカリしていない。 普通は見ることのできない、高位ギルドのメンバーによる決闘があるからだろう。 決闘をするというのは、そもそもがギルドに所属している魔道士のみに与えられる権利だ。 そして、その結果というのは普段、機密によって外部には漏れないようにしている。 しかし、今日の決闘は大観衆の目前で行われる。 普段見る機会のない一般人にとって決闘とは良い見せ物なのだろう。
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