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オオオオォォォォォォオ!
観客がまた一度の歓声を挙げた。
これは来たのだろう、今日のもう一人の主役が。
「それじゃ、僕は行ってくるよ。二人とも結界よろしく。」
「ええ、了解よ」
「あいよ~」
そう言ってスカル君はジャンプひとっ飛びで壇上に辿り着いた。
「ええ~…ごほん」
テステスとやりながらスカル君は息を吸った。
『やあみんな!みんな大好きスカルお兄さんだよ!』「ひっこめー」
『今からみんな待ってた決闘イベントが始まるよ!観客のみんなはルールとマナーを守ってデュエ…見守ろう!』
オオオオォォォォォォオ!
歓声が大きくあがる。
観客も悟ったのだろう。
ついに始まるのだ。
運命の決闘が!
あれ?そうだっけ?
ちなみにスカル君は今日非番で、ギルドのお仕事ではなくボランティアで仕事やってることになります。
お給料でないって。よかったわね!
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