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距離をとった葉風君は再び手をかざす。
するとそこに丁度空間の裂け目が
『おおお!?これは驚きだ!葉風透まさか、時間差で来るように注文していたのか!?タイミングピッタリだー!』
「これは俺のオーダーメイドだ。そして俺の、いや、俺たちの魂でもある!」
俺たちって誰よ?
ん?なんか前の方の人たちが騒いでいる。
「葉風さん!見せてくれ!俺たちの作った武器がイケメン魔道士を倒すところを!」
「そうだ!いつも美女を侍らしていたあの『紅獅子』を!」
「おれだって、あんなボインを侍らせたい!」
「あの緑光のナイムネを弄りたい!」
「「「ハーレム野郎に死を!」」」
「お前ら…任せろ!」
なんか葉風君もひとり声援を受けて感極まったかんじでいる。
ていうかまて、紅獅子のそばに侍ってるナイムネってウタちゃんか?
ふざけるな!ウタちゃんのナイムネは私のだ!誰がレオなんかにやるか!
「いやあの、ティア姉?あたしのナイムネはあたしのだから…ていうかナイムネって言うなあ!?」
『おォ~、ここに来てアンチ紅獅子の支援!風は葉風の方に吹いているのか~!?』
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