アンパン踏んでドーン

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「喰らえ!ヘルフレイム・ホワイトアウト!!」 毎度思うのだが、ここの魔法…中二病がすぎると思うんだが…。 などと思う暇もない。 レオが乗った炎馬、その速さはまさに駿馬の如く! 「うおおお!?」 なんとか、ギリギリ避けることに成功。 この馬はかの騅とか、赤兎馬を超えているかもしれん。 「ええい、いい馬乗ってるなあ!」 馬術部部長として羨ましいぜ! 『ここに来て紅獅子が自らの使い魔を使役してきたー!?大人気ない!大人気ないぞ紅獅子!』 「うるさい!どっちの味方だ審判!」 『いやいや、私はもちろん中立ですよ。しかし、S級ギルド魔道士の使い魔なんて普通の一般人には荷が重い!これは大人気ないと言われても仕方ないでしょう!』 「くう~!」 レオ君は悔しそうにしている。 いや~あの審判いい人だねー。 と言いつつも炎馬の突撃をよけ続ける俺。 どうも、やめる気は無いようだ。
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