アンパン踏んでドーン

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「最後、魔法を使って超加速なんかしなければ気づけたかもしれないのに…」 空高く投げ出されたレオに向かって彼は呟く。 「貴様に一つ教えてやる、いいか… 物理が最強っ!とな。」 彼が体勢をいったん低くする。そして、 「終わりだ!」 「うおおおおおわああああああぁぁぁぁぁ!!!」 高いところから重力に従って落ちてくるレオ、あまりの驚愕に浮遊魔法を使うのを忘れている。 「ハア!」 落ちてくるレオに向けて上半身を下に、片足を上に向けて再びレオを蹴り上げる。 一瞬、彼の後ろに不思議な目をして団扇のマークを背負った忍者の姿が見えた気がした。 高く蹴り上げたレオのところに、葉風君が飛び上がる。 空中にて背中に回って二回蹴る 「グヘッ!」 「まだまだぁ!」 体勢を入れ替え、上の方からレオを投げ落とし、地面に叩きつけた後、上から足を伸ばしてレオに… 「獅○連弾!!」 ドゴンッと音がして終わった。 『勝負あり!』
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