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「まず、ひとつめ。
”男の右脳を刺激せよ”」
「右脳……」
「今回のようにみんなで
テーブルを囲む時は、
ターゲットの左隣に座ること」
「左隣?
……どうしてですか」
「人間て、
身体の左側で感じた情報は
右脳に運ばれるものなの。
そして、右脳は恋愛する脳。
ここに女らしさを送り込んで、
彼の身体に、自分の存在を
インプットするわけ。
膝の上にさりげなく
手を置いたり、
笑った勢いで腕に
もたれたりして、
出来る限り、
女の身体の柔らかな
感触をアピールすること。
偶然胸が触れたりすれば、
なお完璧」
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