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Prolog.
今俺たちは世界滅亡の場面に直面している。
人がたくさん…死んでいく。
なぜこうなったのか…。
なぜ滅亡までに至ったのか、俺にもわからない。
「私たちなら、まだ止められるよね?」
泣きながら、彼女は言う。
わからない。
言葉を変えれば世界を救うということになるのだ。
そんなの…できるかどうか…失敗するかもどうか…わからない。
そっか、ならいっそのこと死ぬしかないよね。
彼女は確かに、そう言ったのだ。
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