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えー、でもあっちの世界はいつも夕焼け真っ黒だし。
「あー、沈んじゃった」
先程めがいたいほど光っていた太陽は、いつの間にか姿を消していた。
「さーて、帰ろっか」
「おう」
なんかこの道危ないな…。別に怖いってわけじゃないけど。
「どしたの?」
「いや別に」
青華が首を傾げて聞いてきた。俺はそれに素っ気なく答えた。
…しばらく歩いても電灯などが見つからない。
「あれ、この道こんなながかったっけ」
青華も違和感を抱き始めてる。
「!」
強い霊波を感じた。
そこにいたのは…悪霊。俺達死神の仲間だ。
悪霊は純粋な人間が好きだ。ということは…。
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