気だるそうな死神。

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やがて………顔を緩める 「……ぷっ、あははっ」 「なんで笑ってんだよ?!死神だぞっ」 「だっ、だって…ふふっ自分で普通に言う?厨二でしょ!」 「うぐっ…」 確かに今のは失言だった。厨二と言われても仕方ないな。 「…へ?浮いてる?あフードが長いだけか」 表情豊かだなこいつ。 「ところであんた、学校は大丈夫なのか?」 「あっ……まあいいや」 「いいのかよ…」 だってめんどくさいしぃと女は言った。 確かに。俺も仕事メンドクサイ。思ってることは一緒なようだ。 「そーそ。あなた名前は?聞くの遅くなっちゃった」 「俺?ジンだぜ」 「ジン?なんかかっこいいね!私は青華、よろしくね!」 握手を求められたので握ってみた。うん……やっぱ触れれる。なぜだ。
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