5人が本棚に入れています
本棚に追加
やがて………顔を緩める
「……ぷっ、あははっ」
「なんで笑ってんだよ?!死神だぞっ」
「だっ、だって…ふふっ自分で普通に言う?厨二でしょ!」
「うぐっ…」
確かに今のは失言だった。厨二と言われても仕方ないな。
「…へ?浮いてる?あフードが長いだけか」
表情豊かだなこいつ。
「ところであんた、学校は大丈夫なのか?」
「あっ……まあいいや」
「いいのかよ…」
だってめんどくさいしぃと女は言った。
確かに。俺も仕事メンドクサイ。思ってることは一緒なようだ。
「そーそ。あなた名前は?聞くの遅くなっちゃった」
「俺?ジンだぜ」
「ジン?なんかかっこいいね!私は青華、よろしくね!」
握手を求められたので握ってみた。うん……やっぱ触れれる。なぜだ。
最初のコメントを投稿しよう!