第1斬。 斬れ、キレ、切れ。

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アールグレイ王 「暇潰しか…そんな動機が赦されると思っているのかタマタマルよ」 一瞬にして凍りついた空気。 この国の王である者のオーラというか威圧感。 さっきまでの空気とはまるで違うはりつめた空気。 神官や貴族は王のその姿に冷や汗が出始めた。 ここで殺人が起こる…と脳裏によぎるほどの殺気がこの部屋に居る者全員を包み込む。 タマタマル 「やれやれ~俺と殺んのか?手加減しねぇぞオッサンよ~」 さっきまで笑っていたのが嘘かのように真顔になり、直ぐに剣を抜けるように中腰に屈む。 辺りを慌ただしい雰囲気が包む。 いつ始まってもおかしくない中、アールグレイ王の横に居たもう1人が喋り始めた。 知恵の泉ユラ 「止めましょう、王にタマタマルも。」 その声で王は殺気を抑え、タマタマルも構えを解いた。 タマタマル 「止めるなよガリ勉~俺1人でもここは余裕だぜ~」 タマタマルのその発言にも反応を示さない知恵の泉ユラ。
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