第1斬。 斬れ、キレ、切れ。

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タマタマル 「さっきからよぉ~グダグダ能書きばっかり言いやがって。全員ボコボコにして俺がこの国潰すぞこら~」 軽い口調の言葉とは裏腹に空気は本当に危なく、この男ならやりかねないから誰も声を出さない。 アールグレイ王 「タマタマルよ、汝ならこの国を潰すことは出来るかもしれぬ。しかし、いきなりの出来事に民は怯え混乱するかもしれないのだぞ。汝はそんなことになるのを望んでいるのか?」 知恵の泉ユラに代わりアールグレイ王が喋る。 タマタマル 「知るか。てかこの国の人達危機感薄すぎ~ならいっそ極限を味わってもらうのもアリだと俺は思うよぉ~今のままじゃ違う意味で危ないし~」 威圧感を消すことなくそう答えるタマタマル。 その正論にアールグレイ王や知恵の泉ユラすら声を出さない。 勇者王グレイ 「そんなことにはならない。俺が皆を守るからな」 今まで黙っていた勇者王グレイがタマタマルに向け『カッコいい』反応を返す。
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