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まあいい。
私は少し怯えた風な演技でお茶を濁すと、そのままパジャマに着替えを始める。
ストーカーは今のところ、私に危害を加える気も、警察に密告する気も無いようだ。
ただ、私が怯えるのを見て楽しむだけ。
私にここまで近づいて何もしなかったところを見ると、すぐに私を犯そうという気もないのだろう。
ならば今はこのままでいい。
明日にでも、私の周りの人間を探ってみよう。
そう思い、私はベッドに向かう。
疲れ切った身体は、私をすぐに眠りへと誘ってくれた。
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