41人が本棚に入れています
本棚に追加
私の身体をしこたま賞玩し、彼が去ったのは昼過ぎだった。
私はすぐさまシャワーを浴びて穢れた身体を洗い流すと、そのままある場所へと向かった。
あまり気は進まないけど、今回の件には協力者を使おうと思う。
お互いに相手の秘密を知り合う、信頼できる男だ。
絆や友情などといった不確かなもので、私は相手を信頼しない。
お互いの存在がお互いの利益になる、そういう相手こそが信頼に足る相手なのだ。
そう思い、車を走らせた場所はある宗教団体の本部だった。
最初のコメントを投稿しよう!