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最初から分かっているつもりだった。
彼女は、私のことを単なるビジネスパートナーとしてしか見ていないことなど。
しかし、期待していた。
彼女にとって一番信頼のできる人間であり続けることで、いつか彼女の人生のパートナーになれるのでは無いかと。
だからこそ、私は彼女の期待に添えるよう努力を重ねてきたのだ。
不純といえば不純な動機なのかもしれない。
だが、そんなこと気にする余裕はない。
私にとって、彼女こそが天から舞い降りた光なのだから。
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