第1話

14/23
前へ
/23ページ
次へ
スカートの理想の形状とは? 長さ的に言えば、デルタとパミューダの関係を塾考した限界効用すれすれのものが望ましいだろう そして それは絶対領域というまやかしには左右されない では スカート自体の形 タイプはどのようなものが望ましいか? それはプリーツタイプであることがベストなのである このことは私たちの生い立ちにも起因するので このことについては後述説明する タイトスカートというものがある 皮やレザーでできているもので ぴったりとした形質のものである これについては私は否定的な考え方を唱える 大人っぽすぎるのだ… アダルトな魅力はスカートには必要ない スカートはあくまでもひらひらとしたもので 体にぴったりとフィットしていないものが望ましい… ひらひらとした動きに僕は幻惑されるのだ 使用者が動いているときに生じる スカートと術者の体までの距離 その危険地帯を僕はE地帯と名づける E地帯が存在しないスカートなどあってはならない しかしながら使用者が座っている体勢のものは その判断が難しく スカートの長さを正確に測ることができにくい場合がある 座っている女性とスカートの関係についても 大切な問題であるため またの機会に論じたいと思う 歩いているときに微動だにしないものであるならば それは単なる布でありスカートではない もはや忌むべきズボンの類であるだろう よく考えて見みて欲しい ひらひらと動くスカートの魅力は 動かないそれの非ではないことは 想像に難しくない
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加