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「……ふう、よく寝た。ん?ルナね、久しぶり。…………その、なんていうか、えらく勇ましくなったね…?」
「これはこれは麒麟様、また随分と………その、可愛らしくなられましたね?」
昔は可愛らしい女だったルナが男で、昔は威厳たっぷりだった女性が幼女で…
お互いが苦笑いしかできなかった。
「……ルナ、その姿はなに?」
「…麒麟様こそ、そのお姿は?」
2人とも口は笑っているのに目は全く笑っていない。お互いがお互いの容姿に驚きすぎて。
「私は太陽神から身を隠すために男の姿でいるのです」
「私は力がまだ足りなくて、復活できてもこの程度なの」
「さようでしたか」
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