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興味ない、というように素っ気なく返す。
本当に興味などないのだ。
「それはそうと、何故マーズに殺されたんだい?普通に生きていれば遭遇なんてしないはずなんだけど」
「太陽系から挑戦されたの、中立都市を消すって。だから戦ったの」
「………ほう」
顎に指をあて、考える。
何故ジュピターたちは中立都市なんかを狙ったのか。
それがプルートにはよく分からなかった。
だって中立都市なんか消したところで太陽系に良いことがあるとは思えないからだ。
「これは1つ、確かめに行くか」
「?、何を?」
ボソリと呟いた声をハルは聞き逃したりはしなかった。
何を確かめに行くというのだろうか。
「ああ、気にしないでくれ。ーーーープロセルピナ」
「はぁい、なにかしら」
「ここは頼んだ、僕は少しジュピターたちに会いにいってくるよ」
「そう、いってらっしゃい」
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