吹き上げる風
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もともと風に色なんてない。 けれど、その風はさらにさらに透き通って見えた。 窓越しに見ているとは信じられないほど青い青い空が肌を染めていきそうなほど、青いとしかいえなくて そんな青から風が走ってくる 風は太陽からこぼれた光の粒子を軽やかに纏って うつむいていた彼の前髪を吹き上げた 彼は驚いたようにぎゅっと目を閉じた それから 晴れやかに笑った
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