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時計が17時を回るとミキが話かけてきた。
「アスミさん。この後食事しましょうよ!」
「その前に、今日は会議があるでしょ?」
「えっ!?忘れてました。残業面倒くさいなぁ。」
「会議は17時30分からだから、着替えて会議室に行きましょう。」
「はーぃ。」
アスミは、後輩を連れてロッカーに向かった。
「アスミさんって肌キレイですよね。」
「何言ってるの?ミキちゃんの方が若いんだから!」
「そう言っても、5歳しか変わらないんじゃないですか!」
「女の5歳って結構大きいのよ。」
「そうなんですか?」
「化粧のノリが昔と比べて悪くなったし、ミキちゃんはそんなことないでし ょ?」
「たまにありますよ。」
アスミは、ミキに上から目線で言った。
「その頻度が年齢を重ねるたびにあがるのよ。」
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