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アスミは、着替えを終えて、携帯電話をポケットに入れて会議室へ向かった。
会議の内容は、アスミ達受付の人間には、あまり関係のない内容であり、
アスミは眠気と戦っていた。
---ブーンブーン
アスミは携帯のバイブが鳴り、少し驚いた。
(コウヘイからかな?今日残業って言うの忘れてたかも・・・)
会議が終わると、アスミは携帯が鳴っていたことも忘れ、急いで家へ帰った。
玄関ドアが開いた気配を感じとったコウヘイは、
アスミに強い口調で言った。
「遅い!」
「ごめん今日残業だったんだ。」
「俺は仕事で疲れてんだからさ!
まぁいいやとりあえす腹減ったから、何か作って!」
「ちょっと待ってて。」
アスミは食事の支度を始めた。
コウヘイはソファーに寝っころがり、
テレビを見ながらビールを飲んでいた。
「ねぇ!」
「なに?」
アスミは、険悪な表情をして言った。
「だらしない!」
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