―其ノ陸―

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―其ノ陸―

《言技辞典》 十一、泥中の蓮 ことわざ本来の意味:周囲の悪い環境に染まらず、心の清らかさを保って正しく生きる様のたとえ。汚い泥の中でも、蓮は美しい花を咲かせることから。 能力:性格のみに効力を及ぼすタイプ。発現者を人を妬み恨んだりできない、心の清らかな性格にする。 発現者:硯川叶 ランク:梅ノ下  ◇ 十二、千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず ことわざ本来の意味:有能な人材はいつの世にもいるが、その人物を見出し十分に腕を発揮させることのできる名君や為政者は少ないということ。伯楽とは、天馬を司る星の名からきている。出典は韓愈‐雑説。 能力:言技の名称を見る目を得る。見えるのは名称のみで、そのランクや能力までを見極めることはできない。 発現者:硯川夏子(叶の母親) ランク:梅ノ中
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