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そうこう話している内にマンションに着き雷牙は私の鞄を手に車から降りた。
「雷牙、ここで大丈夫よ」
「駄目だ。部屋まで見送る」
「ちょっと過保護すぎるんじゃない？」
「愛する奥様に過保護になって何が悪い」
「だって、疲れない？過保護すぎるのも疲れるでしょう？」
「そんな事を気にしていたのか。それなら大丈夫だ。全く疲れてないしな。お前を放置する方がよっぽど精神的にまいる」
「雷牙ったら」
エレベーターに乗り部屋へと向かう。
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