私立鳳成学園

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「アンタもヤル気?いいわ、相手になるわよ?」 女の子は尻餅をついた俺にズンズンと近づいてきて、威圧的な態度で見下ろしてきた。 「ちょ、ちょっと待て!お、俺はさっきの連中の仲間じゃねぇぞ!」 さっきのあの炎を見た後だ。 誰がこの女の子に絡もうと思うんだよ! 俺は両手を挙げ、声を裏返しながらも敵ではないことをアピールした。 「あら、そうなの。そういえば、貴方の制服って鳳成学園の男子制服ね。ってことはアンタも入学式に行くところなのね」 「そ、そうだけど」 「そう、じゃあ行くわよ」 え?一緒に行くの?ヤダヨ、コワイヨ、、、。 と口に出せばいいのだが、そんなことを言ったらどんな仕打ちを受けるか分からないので心の奥底に留めた俺は、先に行ってしまう女の子の背中を追った。 、、、、、 、、、 、 「そ、そういえば君の名前は?まだ名前知らなかったよ」 流石に一緒に行く事になったのだから会話が無いのはツライ。 そう思った俺は隣を歩く女の子に聞いて見た。
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