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「うん」
の、伸ばすなぁ。なんか期待しても大丈夫なんじゃないか?
「アンタを絶っ~対に!、、、殺す!」
「えっ、、、?」
終わった、、、。
今、この娘、殺すって言ったよね!
まだ会って数分の時間しか経ってない他人に近い俺に対して??
「な、何だよ、いきなり殺すって!俺、そこまで機嫌損ねること言ったか??」
納得なんて行くわけのない言われようなんで、大いに反論する俺こと神前 神。
「あたしの機嫌損ねたんだから当たり前よ!万死に値するわ!」
な、なんて奴だ。
自分の機嫌が損なわれると、損ねたやつを殺すとは!
どういう性格をしてるんだこの娘は??
「あっ、もうこんな時間だー。急がないと遅刻しちゃうよー。それじゃ!」
「あっ??ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
俺は死への恐怖から逃れるために必死で学校への道をひた走った。
今後の学校生活を考えると、こっちの方が何万倍もマシだったなんて、今の俺は知らずに。
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