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スーパーから出て、真っすぐ家に帰る。
壁ぎわを歩き、伏し目がちに、極力人と離れ関わらないように歩く。
家までもう少し、角を曲がった瞬間、
『ドカッ!!』
カップ麺が地面に散らばり、それと同時に男と女の声がする。
「痛って~なぁ。てめぇなにボーっと歩いてんだよ?殺すぞ!!」
なんだこいつは、ぶつかってきたのはそっちも同じじゃないか。
「なにこいつ、ちょっとキモいんだけど~、キャハハハ~。」
黙れクソ女、そのバカみたいな口を今すぐ閉じろ。
ホスト風の男は僕の胸ぐらを掴み殴りかかってきた。
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