ダンジョン『救いの屋敷』

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ダンジョン『救いの屋敷』

「この屋敷は宗教国家『アマテラス』の国土にある精霊の森の奥地にあります。精霊の森と言っても、もう精霊は…数が少なくなってしまいましたがね」 『宗教国家』俺の居た『帝国』よりかは小さいが大国の1つだ。国は全部で8つ、『王国 トリスタン』『帝国 エクセル』『宗教国家 アマテラス』『商業国 サジルサ』『民主国 シュルト』『軍事国家 ザンジサバル』『解放国 ギュラス』『魔国 ヘルサス』 ちなみにだが、国土の大きさ順に並べてある。 『精霊が少ない?』 『精霊』森や樹海、自然が溢れる場所に多く生息する。精霊がいる森は豊かである事の証拠とも言える。見た目はピクシーと大きさが同じだが彼等は魔力の塊である。 「ええ、『精霊狩り』が行なわれてほとんどがアマテラスの者たちに結晶化させられてしまったのです」 精霊は眠る時に結晶を展開して眠りに付く。それを利用し、強制的に眠らせ回収する。精霊結晶は貴族や王族に人気が高く高価だ。 それに奴等は魔力の塊である様々な物に使われ殺される。魔力は無限ではないのだから。
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