1118人が本棚に入れています
本棚に追加
/77ページ
それから数分後
着替えて鎧を装備し終えて戻ってくるとミカとクラスは紅茶とコーヒーを飲んでいた。
「おっ!着替え終わったね♪良いじゃん♪似合ってる!」
まぁ、見た目はカッコイイ感じだな。
「どうだ?サイズはピッタリにあっているか?鎧の中の空調魔法陣に以上はないか?」
『ああ、大丈夫だ』
鎧の中には空調魔法陣が刻まれている。鎧にはスロットがあり、魔法陣の刻める場所が確保されている。勿論だが、その辺に売っている安い鎧にはスロットも魔法陣もない。
この鎧にはスロットが3つ付いているから魔法陣に長けている者に見せ金を払えば刻んでくれる。
1魔法陣に1スロットだけではなくより強力な効果を発揮する魔法陣はスロットが多く必要だ。
空調魔法陣は1スロットである。
「さて、後1時間後、午前10時からダンジョンガチャ解禁だ。それまで自由にしてて良いぞ。」
そう言われてもやる事がない。ミカの奴は紅茶を飲んでいる時は妙に静かだ。
「ん?どうしたの勇者君?私の顔に何か付いてるかな♪」
見られている事に気付いたミカが紅茶の入ったカップをテーブルに置きコチラを向く。
『いや、紅茶を飲んでる時は静かだなと』
最初のコメントを投稿しよう!