*◆*遅刻*◆*

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 あずさは、私を見てきたから、私もみきに同意して笑顔でうなずいた。 「いってらっしゃ~い」  みきは、笑顔で手をふって2人を見送った。 「あれは、絶対に告白だね」  と自信満々に言いながら。 「そうみたいだね」 「なんか、昨日も帰り道で、誰かに声かけられてたし」  あずさは可愛いから、やっぱり男子は放っておかないんだね。 「あずさモテるよ。うらやましい~。でも、あんまりそういう話ししないよね」  そういえばそうだ、思ってみれば、たしかに。  3人でいる時は、大体みきの昔の男の話しで、私は恋愛したことないから、話せないだけだけど。
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