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なんて、勘繰る私がいた、
「まだ、聞いてません……。あずさからメールですか?」
「あぁ休みの日はメールで問題を送ってるんだよ」
やっぱりあずさなんだ……。
私は、すぐに嫉妬した。羨ましくてたまらなかった。
あずさに告白されても、前と変わらず、先生は普通にできるんだ……。
私も気持ち伝えちゃおうか……。
なんて考えてしまう。
「まだ聞いてないのか……お前ら仲良いよな?」
「まぁ」
オムライスを完食する私。
「昨日とは別人だなぁ」
と先生は笑っていた。
「昨日は食欲なかったんですよ」
熱あったし……。
「ごちそうさまでした」
私は、食器を片付けた。先生は、まだ残りを食べている。
あずさの話しは、あれ以上しなかったけど、私はかなり気になっていた。
そして、片付けが終わり、ソファにいくと、テレビの下の棚にゲームを見つけた、私はそれを勝手にだした。
「先生、やっていい?」
と言いながら準備していく。そんな私を見て先生は、
「って、もう出してるし! やっていいよ」
と笑っていた。
私は、ぷよぷよをやりはじめた。最初はストーリーモードでやってたんだけど、全然勝てない。 先生は食べ終わったらしく、私をみて。
「へたくそ」
クスクス笑っている。
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