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「亜紀ちゃんが、どんどん不良になっていくね」
と宗一さんは笑っていた。というか、未成年にお酒を売ったらダメなのに。って私が言えたことじゃないけど……。
「あはは不良じゃないですよ。社会勉強です」
なんて。
「あっパティーの場所もう少しで決まりそうだから、あとでメールするね」
「はぁい、わかりました。じゃあ」
そして家に帰った。夕方から、父さんと唐揚げとかピザとか作って、みきが来るのを待っていた。
みきは来る途中でケーキをとってくる係りになっている。
クリスマスの飾りつけは、してないんだけど、料理をクリスマスっぽく盛り付けた。
その時、玄関の呼び鈴がなった、私は玄関に走っていき。
「いらっしゃい」
と、扉を開けると、みきが笑顔で立っていた。
「メリークリスマス」
とても可愛いみき。家にあがるとすぐにキッチンへ行き。
「こんばんわ、お世話になります」
父さんに挨拶をしていた。
「ゆっくりしてってね、いっぱい食べてよ」
父さんもなんだか楽しそう。何回かあったことがあるから、2人共、案外仲がいいんだよね。
「じゃあ、たべよう」
早速3人でテーブルを囲んで、料理を食べ始め、食事をしながら、学校での出来事を父さんに話して聞かせた。
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