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本当に楽しくて、お腹も心もいっぱい、なんだか温かい空間だった。
お腹いっぱいピザやチキンを食べたのに、やっぱりケーキは別バラなのか、すんなり腹におさまる。
片付けは、父さんがしてくれるって言ったから、私たちは甘えて食事を終えると、すぐに部屋へ。みきは部屋に入るなり。
「亜紀!! お願いがあるの」
両手を顔の前であわせてくる。
「なに!?」
私はいきなりでビックリした。
「あのね、明日も私が亜紀の家に泊まってる事にしてくれないかな?」
「えっどういう事?」
私は、みきの顔をマジマジとみると。
「明日……祐介とずっと一緒にいたいの。お願い!」
そう頭を下げられた。
「なんだぁそんな事かぁ。いいよぉ」
私は快く承諾した。だって、みきと祐介の仲を応援したいから。
「本当に? ありがとう」
と、とても嬉しそうに抱き付いてきた。
でも良く考えると、夜帰らないと親が心配をする。私も前、朝方帰っておこられたし。
明日、私もきっと遅くなるよね……。
私は言い訳を考えていなかったのだ。そして、ふと思い付いた。
あっ! そっかぁ私もみきに頼めばいいんだぁ、と。
「あのね、みきぃ私もお願いがあるんだけど」
みきから離れると。
「んっなに?」
「私も、みきの家に泊まることにしてくれないかなぁ?」
「いいけど何かあるの? 」
みきは目をキラキラ輝かせて聞いてきた。
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