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「場所とかはまだ決まってないけど、決まったらすぐ言うからさ」
なんだか楽しみで、ルンルン気分でバイトを頑張った。 バイトが終わった後、みきにメールを打つ。
『イヴは一緒に過ごそう』と、あずさはお婆ちゃんの家に旅行に行くみたいで、みきと２人で過ごす事になった。
なんかもう待ち遠しかった。
……あと４日。
イヴの日は、私の家で過ごす。ケーキの予約をして、料理は父さんに任せた。
父さんも１人じゃあ寂しいもんね。
――そして、１２月２４日 クリスマスイブ。
みきと高校最初のクリスマスということで、隠れてカクテルを飲もうって話になった。
初めての体験。って、前間違えて飲んだし初めてじゃないけど。
カクテルは父さんに見つからないように部屋に隠しておいた。
みきは泊まる事になったし、とても楽しみ。
カクテルは、バイト先から宗一さんがレジをしてる時にかったんだ。
「亜紀ちゃん飲むの？」
レジを打ちながら聞いてくる。
「友達とね。初飲みしてみようって事になって……」
社会勉強。本当はいけないんだけど、たまには横道にそれたくなる。
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