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みきの事だからきっと……私がしっかりしなきゃって思ったんだろう。
そんな中、私とあずさの涙は次から次へと流れ頬が濡れていく。
私の頭は、あの場面を何度もリピートしていた。
どれくらい泣いたのかはわからない。2人とも少しずつ落ち着いてきて……。
みきは2人の頭をなでている。
「あ゛~な゛いちゃっだね」
と私は笑顔で顔をあげた。
なんか泣いたらすっきりしていた。
「う゛ん」
あずさも私も鼻声になっている。
「あ゛たし失恋しちゃっだ」
「わだしも」
『あはは』と2人笑顔をみせる。
私たちって強がり……。
みきはそのやり取りを見て、今まで我慢してた涙を流し泣きながらわらった。
3人で悲しいはずなのに、笑いあった。
「帰ろっか」
みきの言葉に、
「「うん」」
と2人答え。
「新年早々ありえないね」
「本当」
とタクシーの中で話て、私たちは別れた。
家に帰ると私はベッドに直行した。
色々頭をかけめぐり大泣き。
私は泣きつかれて、いつの間にか眠っていて、眠っている間に、みきからもあずさからもメールが入っていた。
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