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「えっまじっ?えっあきちゃん彼氏できたの??」
と、宗一さんはびっくりしてるのがわかる。
「はい…。」
と、私が答えると。
「まじかよ…。」
と、一言いって、宗一さんは黙った…。
美和さんは嬉しそうだった。
私は別に関係ない…。
宗一さんが、私を好きなのは知ってる。でも、私は先生が好きだから。
しばらく走ると、去年、肝だめしをした時に、集まった公園にはいった。
もしかして、 また肝だめし。
と、私の顔はこわばる。
「今日は何するんですか??」
と私がきくと、
「肝だめしだよ。」
と宗一さんは答える。
そして駐車場に車を止める、先生の車もあった。
あやさんと田中さん、先生にゆかりさんとまことさんの姿がみえた。
さぁ降りるかなぁ。
と、私が思ってると。
「あっあきちゃん、あのさ後ろの席に、懐中電灯あるから取ってくれない??」
と宗一さんがいってくる。
「はい。」
と言い、私は懐中電灯を探した。
ないなぁ。
バタンと美和さんが車を降り、ゆかり~ってかけていく音がきこえる。
懐中電灯…ないよ…。
どこにも見当たらない。
「宗一さん、ないですよ。」
というと、宗一さんはいきなり、エンジンをかけて車を走らせた。
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