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「あきちゃんと、2人きりになりたかったから、嘘ついた。」
と…宗一さんはいう。
私は、返す言葉がみつからなくて。
黙った…。
沈黙が続く…。
「相手は誰??俺の知ってる人??」
と宗一さんは、きいてくる。
「宗一さんが、知らない人です。」
と私は、嘘をつく。
「そう。」
とだけ、宗一さんはいうと、また黙った。
なんだか気まずい。
すると、私の携帯がなった…。
♪~♪~♪~
相手はなんとなくわかる、きっと先生…。
私は、ポケットから携帯をだした。
やっぱり、着信は先生だった。
私は、電話に出ようとした。
「でるな、お願いだから。でたらこのまま、どっか行くから。」
と宗一さんが言ってくる。
でも、どうしよう…。
先生からなのに。
私は先生のとこに、戻りたくて、携帯をとるのを辞めた。
私の携帯は、しばらく鳴ってきれた。
すると、次は宗一さんの携帯がなった。
♪~♪~♪~
宗一さんは、黙ってて携帯をとらなかった。
これからどうなるんだろう。
車はどんどん、私の知らない道を進んでいく。
不安で、不安で。
先生の声がききたくなった。
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