*◇*甘え*◇* #2

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「あきちゃんと、2人きりになりたかったから、嘘ついた。」 と…宗一さんはいう。 私は、返す言葉がみつからなくて。 黙った…。 沈黙が続く…。 「相手は誰??俺の知ってる人??」 と宗一さんは、きいてくる。 「宗一さんが、知らない人です。」 と私は、嘘をつく。 「そう。」 とだけ、宗一さんはいうと、また黙った。 なんだか気まずい。 すると、私の携帯がなった…。 ♪~♪~♪~ 相手はなんとなくわかる、きっと先生…。 私は、ポケットから携帯をだした。 やっぱり、着信は先生だった。 私は、電話に出ようとした。 「でるな、お願いだから。でたらこのまま、どっか行くから。」 と宗一さんが言ってくる。 でも、どうしよう…。 先生からなのに。 私は先生のとこに、戻りたくて、携帯をとるのを辞めた。 私の携帯は、しばらく鳴ってきれた。 すると、次は宗一さんの携帯がなった。 ♪~♪~♪~ 宗一さんは、黙ってて携帯をとらなかった。 これからどうなるんだろう。 車はどんどん、私の知らない道を進んでいく。 不安で、不安で。 先生の声がききたくなった。
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