*◆*変化*◆* #2

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*◆*変化*◆* #2

私は考えてた。 先生の事…、昨日のキスの事。 嬉しかったし…先生の好きだという気持ちを感じた。 私は、思い出すだけで幸せだった。 自然と洋服の上から、指輪を掴む。 先生からもらった、大切なもの。これがあるから、私は幸せ。 「おはよう、亜紀。」 幸せにひたっていると、るいに肩を叩かれた…。 「あっおはよう、るい!」 私は笑顔で挨拶した。 と、るいは、私の手を見て。 「どうしたの??」 と聞いてきた。 るいって、案外鋭い。 「ん?何が?」 って私がとぼけると、るいは私の手を掴み、 「ちょっと来て。」 と、私を引っ張り屋上につれてった。 「あき…指輪は??」 と、屋上についた途端、るいに聞かれた…。 「先生と別れたの。」 と私がいうと、 「なんで!?」 とビックリしている。 そりゃビックリだよね…いきなりだし…。 「なんでかなぁ…やっぱり、先生と生徒ってのが苦しくって。」 と私は、るいに嘘をついた。 すると、私の事をマジマジと見つめてくる、るい…。 そして…。 「私って、そんなに頼りにならないかなぁ?」 と聞いてくる。
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