21人が本棚に入れています
本棚に追加
*◆*変化*◆* #2
私は考えてた。
先生の事…、昨日のキスの事。
嬉しかったし…先生の好きだという気持ちを感じた。
私は、思い出すだけで幸せだった。
自然と洋服の上から、指輪を掴む。
先生からもらった、大切なもの。これがあるから、私は幸せ。
「おはよう、亜紀。」
幸せにひたっていると、るいに肩を叩かれた…。
「あっおはよう、るい!」
私は笑顔で挨拶した。
と、るいは、私の手を見て。
「どうしたの??」
と聞いてきた。
るいって、案外鋭い。
「ん?何が?」
って私がとぼけると、るいは私の手を掴み、
「ちょっと来て。」
と、私を引っ張り屋上につれてった。
「あき…指輪は??」
と、屋上についた途端、るいに聞かれた…。
「先生と別れたの。」
と私がいうと、
「なんで!?」
とビックリしている。
そりゃビックリだよね…いきなりだし…。
「なんでかなぁ…やっぱり、先生と生徒ってのが苦しくって。」
と私は、るいに嘘をついた。
すると、私の事をマジマジと見つめてくる、るい…。
そして…。
「私って、そんなに頼りにならないかなぁ?」
と聞いてくる。
最初のコメントを投稿しよう!