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*◆*学年旅行*◆* #2
相沢先生は、体育の先生だから、きっと、捻挫とかには、くわしいんだろうなぁ…。
と、私はズキンズキンする足を見ながら考えていた。
痛みでも、涙がでてくる…。
「木下…、あんまり無理するなよ。あんまりいい状態じゃないからな…。」
という、相沢先生の顔は、とても、心配そうだった…。
そして、テーピングをまた巻いてくれる。
相沢先生は、とてもうまくて、足が楽になった。
さすが、体育の先生だね。
「誰が手当てしたんだ??」
と聞いてくる、相沢先生。
「洋子先生にやってもらいました。」
と、私はいう。と、雄也がもどってきた。
「相沢先生、これでいいですか??」
と、袋に氷水をいれてもってきた。相沢先生はそれを受け取ると、タオルでつつみ、私の足をアイシングしはじめた。
「雄也は、ちょっと外してくれないか??10分したら、戻ってきてくれ。ちょっと木下と話したい事があるから…。」
の、相沢先生の声に、雄也はどこかに、行ってしまった。
私は、なんの話しだろう…と、思った…。
そして、相沢先生はゆっくり、話しはじめた。
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