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ただ、怖くて、足をかばいながら、つったっていた。
「貴方…何度言ったらわかるの??近づかないでっていったわよね。」
と、洋子先生は、椅子から立ち上がり…。
私の方に歩いてきた…。
怖い…。
近くにくると、私の耳元で…。
「“貴方は、細川先生を苦しめてるのよ…。これ以上近づいたら…、先生、職を失うよ。それでも、いいの??”」
と…。なんて嫌な女なんだろう…。
私が悪いのは、わかっている…。でも、洋子先生が悪魔に見える…。
なんだか…。この光景が…ドラマのようにかんじる…。
私は、もちろん…首を横にふっていた。
「“じゃあ…先生に近づかないことね…。今度はないからね”」
というと、洋子先生は、私の足を軽く蹴った…。
激痛がはしる…。
どうして、こんなに弱いとこばかりを攻撃するのか…。
私は、立っていられず、座り込んだ。
足がいたい…。
涙が出てくる…。
「本当に気持ち悪い、貴方なんていなければいいのに…、好きな人を苦しめられるなんて…貴方は、まだ幼稚ね…。」
そう言い、洋子先生は私に視線を合わすため座り込む…。
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