*◆*学年旅行*◆* #2

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ただ、怖くて、足をかばいながら、つったっていた。 「貴方…何度言ったらわかるの??近づかないでっていったわよね。」 と、洋子先生は、椅子から立ち上がり…。 私の方に歩いてきた…。 怖い…。 近くにくると、私の耳元で…。 「“貴方は、細川先生を苦しめてるのよ…。これ以上近づいたら…、先生、職を失うよ。それでも、いいの??”」 と…。なんて嫌な女なんだろう…。 私が悪いのは、わかっている…。でも、洋子先生が悪魔に見える…。 なんだか…。この光景が…ドラマのようにかんじる…。 私は、もちろん…首を横にふっていた。 「“じゃあ…先生に近づかないことね…。今度はないからね”」 というと、洋子先生は、私の足を軽く蹴った…。 激痛がはしる…。 どうして、こんなに弱いとこばかりを攻撃するのか…。 私は、立っていられず、座り込んだ。 足がいたい…。 涙が出てくる…。 「本当に気持ち悪い、貴方なんていなければいいのに…、好きな人を苦しめられるなんて…貴方は、まだ幼稚ね…。」 そう言い、洋子先生は私に視線を合わすため座り込む…。
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