*◆*学年旅行*◆* #2

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本当は、もっと先生と話していたかった。 でも…、洋子先生が…怖かった…。 いつ見られるかわからない…。今度は、何されるかわからない…。 付き合ってた事…バラされるかもしれない…。 そう思うと、先生の近くにいれなかった。 今も、洋服の下にある指輪…。 先生の事…。想い続けるからね…。 と、私は指輪を握りしめた。 そして、時間が過ぎて…。 バスでホテルに向かう。夕食を食べた後、レクレーションだった。 みんな楽しそうに、ゲームをしたり、椅子とりしたりしていた。 私は、参加できる訳もなく…。 ただ…黙って端の方で、ポツリとみていた。 るいは、私の側にいるって言ってたけど、相沢先生たちに、無理矢理参加しろといわれ…。 みんなの中に入っていく…。 そんな、私の側には、相沢先生が座っていた。 しばらくして、カラオケ大会が始まる…。 部屋の雰囲気を出すためか…照明が落とされ、薄暗い。 舞台だけが、ライトアップされていた。 「木下…、足大丈夫か??」 と、聞いてくる、相沢先生は優しくて、 「だいぶ、楽になりました。」 と、答えた。
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