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*◇*星空*◇* #2
「俺、ちょっとでとくな…。」
と、相沢先生は、病室からでていった…。
先生と2人きりの部屋…
「せんせぇ…。」
と、私は先生の事を呼んでいた。
さっきまで…、洋子先生を抱いた…とショックで…先生に、嫌な事をいっていた私…。
おかしくなっていた…わたし…。
でも、先生が側にいる…。
好きな人の言葉を、信じようとしてしまう。
私は結局…自分の幸せが欲しかったんだ…。
ほほを伝う涙…。
貴方にふいてほしくて…。
「せん…せぇ…。」
私は、やっぱり先生の側じゃなきゃ…ヤダ…。
「せ…ん…せぇ…。」
涙が止まらない…。
ぼやけて見えない、大好きな人の姿…。
先生は、私の事を、優しく…抱き締めてくれた…。
私は、大好きな先生に抱き締められて嬉しかった…。
洋子先生と関係があったとしても、もういい…なんて、おもう私は、本当にバカだよね…。
先生がどうしてそんな事をしたのか、理由を知りたかった……。
でも、思ったんだ理由を聞いても……良い事は絶対にないって。
だから、私は何も聞かない。
私は、先生が大好きだから…。
「亜紀…。ごめんな…。」
先生の言葉に、私は先生の背中に手を回し抱きついた。
「せん…せぇ…。」
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