*◇*星空*◇* #2

10/34
前へ
/35ページ
次へ
先生も、私が洋子先生におどされてるの知ってる…。 洋子先生から聞いたんだよね…? そんな中…洋子先生がどんな行動を起こすのか…、全然検討がつかない…。 「もしもし…。」 静かな廊下に、聞こえるのは、私の声だけ…。 “こんばんわ…。” なんだか、いつもより声に力がなかった。 「なんですか?」 “屋上にきなさい。” そう洋子先生は言うと、電話を、切った。 〃プープープー〃 私は、言うとおりにエレベーターで屋上へ向かう…。 足がまだいたいため、すこし時間はかかったけど、しかたなかった。 そして、屋上につくと…。 そこには、洋子先生の姿…。黙って…端の方にたっている。 「座りなさい。」 そして、椅子を指差している。 洋子先生に従う私…。 なんだか、洋子先生の様子がすこしおかしい…。 洋子先生も、私の隣に座った。 なんだか、気まずく…私は、洋子先生に何をされるのかと…。 怯えていた…。 すると、洋子先生は口を開く。 「そんなに、こわがらなくていいのよ。 もう、貴方には何もしないわ。」 という…。私は洋子先生の顔を見た。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

21人が本棚に入れています
本棚に追加