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すると、洋子先生は目に涙をためながら。
「貴方の勝ちね…。」
といってくる…。
私は、何がなんだか分からず…。
黙ってきいていた…。
「細川先生に、言われちゃったのよね…。
卑怯だって…。」
と、ポツリという…。
いったい、先生になにを言われたんだろう…。
「だから、私…。貴方と正々堂々と勝負するわ…。」
という…。
その言葉に、すこし話の内容がよめた。
きっと、私の事を脅しているのを、卑怯といわれたんだろう…。
でも、勝負って…。
宣戦布告!?
「貴方にまけないわ。」
また、ポツリという洋子先生の瞳からは、涙が流れていた。
「色々、ごめんなさいね…。」
そういうと、洋子先生は立ち上がり…。
「許して…。」
といい…。
洋子先生はいなくなった…。
私は、何も話さないまま…。
1人屋上に取り残され…。
星を眺める…。
なんでか、私の目にも涙がたまってきた…。
涙がこぼれないように…。
私は…ずっと…星を眺めていた…。
って…。
涙で星なんて見えないや…。
なんか、おかしい…。
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