*◇*星空*◇* #2

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すると、洋子先生は目に涙をためながら。 「貴方の勝ちね…。」 といってくる…。 私は、何がなんだか分からず…。 黙ってきいていた…。 「細川先生に、言われちゃったのよね…。 卑怯だって…。」 と、ポツリという…。 いったい、先生になにを言われたんだろう…。 「だから、私…。貴方と正々堂々と勝負するわ…。」 という…。 その言葉に、すこし話の内容がよめた。 きっと、私の事を脅しているのを、卑怯といわれたんだろう…。 でも、勝負って…。 宣戦布告!? 「貴方にまけないわ。」 また、ポツリという洋子先生の瞳からは、涙が流れていた。 「色々、ごめんなさいね…。」 そういうと、洋子先生は立ち上がり…。 「許して…。」 といい…。 洋子先生はいなくなった…。 私は、何も話さないまま…。 1人屋上に取り残され…。 星を眺める…。 なんでか、私の目にも涙がたまってきた…。 涙がこぼれないように…。 私は…ずっと…星を眺めていた…。 って…。 涙で星なんて見えないや…。 なんか、おかしい…。
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