*◇*星空*◇* #2

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私の心臓は、まだドキドキなっている…。 早く誰か、帰ってきてくれないかな…。 と、私は願っていた…。 相沢先生も、何も喋らないまま…。 私も、身動きとれないまま…。 時間は過ぎていく…。 なんだか眠れなくて…寝たふりをしていた…。 自分の唾を飲む音が、やけに大きくきこえて…。 相沢先生にも、聞こえてるんじゃないかって…。 なんだか、1人思っていた…。 「木下…??起きてるか?昼飯どうする??」 と、相沢先生はいたって普通…だ…。 私は、まだ寝たふりをする…。 すると、相沢先生は、私の方に近づいてきたのか…。 スリッパと床のこすれる音が聞こえた…。 どうしよう…起きようか…な…。 でも、なんだか…顔をあわせずらいよ…。 音が近づいてくるにつれて…。 私の心臓の鼓動も早くなっていた…。 “なんなのよぉ~” と、心のなかで叫ぶ…。 「起きてるんだろ??」 …。 私は、今…起きればいいのかな?? でも、相沢先生の事みれなくて、寝たふりで乗りきろうとする…。 ふわっと、私の頭を撫でる手…。 「おぉ~きぃ~ろぉ~。」 と、今度はほっぺをつねられ…。
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