*◇*星空*◇* #2

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「なぁ…、やっぱり側にいてくれないか?」 先生の声…。 昨日は、一緒にいれないと言っていた私…。 先生の事を考えると、一緒にいれない…。 でも…。 一緒にいる事が、私にとっては、幸せで…。 こうしてキスしただけで、幸せで…。 でも、先生が“先生”じゃなくなっちゃうのは、やだよ…。 「今日だけ…。」 私は、そう言っていた…。 「今日だけ、側にいたい…。」 と…。 「だって…。私は、先生が苦しむのは、いや…。」 先生の顔が、見れなかった。 なんだか、胸が苦しくて…。 「苦しむなんてわかっている…。亜紀を苦しめる事もわかってる。でも、俺にとっては、お前といる事が幸せなんだ…。」 …。 「なぁ、だめか…?」 先生の言葉…。 それだけで…いいんだよ…。 もう、それだけで…私は幸せなんだって気付いた。 だって、そんなにも先生におもわれている。 それって、幸せな事…。 「私は…。先生に想われているだけで、幸せだから…。」 そう…。私はね、洋子先生にばれた経験で…、わかったの…。
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