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「なにか、あってからでは…。おそいんだよ…。
だから、今は先生と生徒…。一緒にいれない。」
先生は、ギュッと私の事を、抱き締める…。
強く強く…。
「お前は、本当にいい女だな…。」
と…。
女にとっては、最高の誉め言葉だ…。
私、これから、もっといい女になって見せるからね。
自分のために…。
先生のために…。
。
私も先生に抱きつく…。
「先生、あったかい…。」
「そうかぁ??」
もう、迷わない…。
貴方のために…頑張るよ…。
私は、先生にキスをした。
軽くだけどね。
「不意打ちだな。」
「えへへっ。」
私たちは、笑いあった。
でも、私の目から、何故か涙が流れてたんだ…。
嬉し涙なのか…悲しい涙なのか…。
自分でも、良くわからなかった。
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