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……夜……
「………。」
私は今、バスルームの鏡の前にたって、胸元で光る指輪をみている…。
あれから、こんな事があった。
……………………………
「あき…。」
先生の優しい声が、私のすぐ上から、聞こえて。
顔をあげると、先生の顔がすぐ近くにあった。
先生は、私の事を離すと…。
ポケットから、何か取り出した。
「指輪は??」
と、私に聞いてくるので、私はポケットからハンカチに包んである、指輪を取り出した。
その指輪を、先生が私の手からとると、きれいなシルバーのチェーンに、通し。
私の首につけてくれた。
「お土産。」
と…。私のチェーンは、先生がつけてるから、新しく買ってきて、くれたらしい。
「わぁ、ありがとう…。」
私は、首から下がる指輪を、さわりながら…。
笑顔でいった。
「あと、携帯貸して??」
の言葉に、私は先生に自分の携帯を渡す。
すると、先生は、またポケットから何かだした。
ストラップだった。
とても、かわいいストラップ。
石のイルカの飾りがついていた…。
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